「全国旅行支援の割引キャンペーンの最新情報や具体的な探し方、使い方がいまいち分からない…」
上記のような疑問にお答えします。
この記事を読めば完璧!というレベルで情報をまとめているので、全国旅行割(全国旅行支援)利用の際にお役立てくださいね。
全国旅行支援(全国旅行割)とはどういう内容なの?
全国で行われる全国旅行支援は、旅行の需要喚起を目的に実施される旅行割引キャンペーンです。
割引の内訳
年明け以降の観光需要喚起策は、2023年から割引内容を変更して実施。
宿泊のみ場合は、1名1泊あたり割引額3,000円を上限に20%割引。
交通付き宿泊の場合は、1名1泊あたり割引額5,000円を上限に20%割引。
日帰り旅行の場合は、1名1旅行あたり割引額3,000円を上限に20%割引。
さらに、1名1泊(日帰りは1名1旅行)あたり、飲食店や土産店などで使える地域クーポン券を平日は2,000円分、休日は1,000円分を進呈。
旅行代金が実質最大7,000円割引。
自治体の割引キャンペーンや予約サイトの割引クーポンなどと併用できるの?
各自治体独自で行なっている旅行割引キャンペーンと併用できる場合があります。
併用の可否は各自治体によって異なりますが、1名1泊あたり5,000円以上割引される自治体などもあり、全国旅行支援と併用することで1名1泊あたりの割引額が1.5万円近くになることも。
また、オンライン旅行予約サイト(OTA)の割引クーポンやキャンペーンと併用することで、さらに割引が上乗せされるケースもあるので、要チェックです。
各自治体のキャンペーンや予約サイトの割引クーポン情報は下記都道府県ごとにまとめています。
エリア | 都道府県 |
北海道・東北 | 北海道|青森|岩手 宮城|福島|秋田|山形 |
関東 | 栃木|茨城|群馬 東京|埼玉|千葉|神奈川 |
甲信越・北陸 | 新潟|長野|山梨 富山|石川|福井 |
東海 | 静岡|愛知|岐阜|三重 |
近畿 | 滋賀|京都|大阪 奈良|和歌山|兵庫 |
中国 | 岡山|広島|鳥取 島根|山口 |
四国 | 徳島|香川|愛媛|高知 |
九州・沖縄 | 福岡|大分|佐賀|宮崎 長崎|熊本|鹿児島|沖縄 |
全国旅行支援(全国旅行割)の割引シミュレーション
宿泊代金 | 割引額 (20%) | 地域クーポン | 実質負担額 |
5,000円 | 1,000円 | 平日2,000円 休日1,000円 | 平日2,000円 休日3,000円 |
10,000円 | 2,000円 | 平日2,000円 休日1,000円 | 平日6,000円 休日7,000円 |
15,000円 | 3,000円 | 平日2,000円 休日1,000円 | 平日10,000円 休日11,000円 |
なぜ交通付き宿泊の割引額が多いの?
居住地制限を設けられていた県民割では、近隣県の移動に留まり、そこまで交通費がかからない内容でした。
しかし、全国対象になることで移動が活発化することが見込まれます。
そこで、交通事業者を支援し、都市部だけではなく地方への観光も促進するため、飛行機や新幹線等の鉄道、バスなどの交通手段と宿泊がセットになった「交通付き宿泊商品」の割引額が引き上げられることになりました。
居住地から離れた地域へ旅行に出かける機会をつくり、経済活性化を図る目的でもあります。
なぜ平日の方がもらえる地域クーポン額が多いの?
平日に旅行する方に対して地域クーポン券の進呈額を引き上げることにより、平日の利用者を増加させ、旅行客の分散を図り、密を避ける対策として設定されています。
子供料金も対象になるの?
大人と同額の取り扱いとなるため、子供料金も対象となります。
また、都道府県によっては、料金の発生しない乳幼児も割引対象になる場合あり。
都道府県ごとに対応が異なりますので、必ず旅行する都道府県の割引条件をご確認ください。
連泊は何泊までできるの?
多くの都道府県では、1旅行あたりの連泊は7泊までとなっています。
全国旅行支援(全国旅行割)の実施期間はいつからいつまで?
実施期間は、最長7月21日まで。
ただし、各都道府県ごとに終了日が異なります。
全国旅行支援の平日・休日扱いは具体的には何曜日?
平日・休日の区別は、下記早見表をご覧ください。
記載している日程が「休日」扱いです。
宿泊旅行 | 日帰り旅行 | |
10月 | 15(土)、22(土)、29(土) | 15(土)、16(日) 22(土)、23(日) 29(土)、30(日) |
11月 | 5(土)、12(土) 19(土)、26(土) | 3(木)、5(土)、6(日) 12(土)、13(日) 19(土)、20(日) 23(水)、26(土)、27(日) |
12月 | 3(土)、10(土)、17(土) | 3(土)、4(日) 10(土)、11(日) 17(土)、18(日) |
宿泊が伴う旅行と日帰り旅行で日程が異なるのでご注意ください。
全国旅行支援の除外期間は?
全国旅行支援による旅行割引の除外日は「最繁忙期」と提言されています。
現在実施中の県民割では、GW期間中は割引対象外、お盆休み期間中は一部都道府県で割引対象外でした。
そのため、年末の期間中は除外。(実施期間は〜12/27まで)
全国旅行支援(全国旅行割)はどうやって探して使うの?予約・利用までの3ステップ
- 全国旅行支援(全国旅行割)プランを探して予約する
- チェックイン時に必要書類を提示する(日帰りの場合は出発時)
- チェックイン時に地域クーポンを受け取り好きな店舗で使う(日帰りの場合は出発時)
全国旅行支援の割引プランを探して使うまでは上記3ステップ。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
手順①:全国旅行支援(全国旅行割)プランを探して予約する|方法は3つ
- 簡単 予約サイトで予約する
- 旅行会社の店頭で予約する
- 宿泊施設に直接予約する
全国旅行割(全国旅行支援)の割引プランを探して予約する方法は全部で3つあります。
割引クーポンやキャンペーンとの併用、ポイント還元があることから、予約サイトで探して予約する方法が一番お得で簡単です。
それぞれ解説します。
予約方法①:予約サイトで予約する
- 予約サイトで配布の割引クーポンを取得後に予約する
- 対象プランを探して予約する
2通りあります。
予約サイトで配布の割引クーポンを取得後に予約する
予約サイトごとに各都道府県別の全国旅行支援用割引クーポンを配布予定。
使い方は4ステップ。
- 全国旅行支援クーポンを探す
- 全国旅行支援クーポンを獲得
- ホテル・旅館を検索
- 予約情報入力画面でクーポンを適用
- 割引価格で予約
予約サイトの割引クーポンは、利用先着利用順です。
もし見つけた場合は、早めの予約が大事。
ただし、利用条件がクーポンにより異なるため、利用したいクーポンの利用条件を事前にチェックしてから予約してください。
予約サイトの対象プランを探して予約する
予約サイトによっては、割引クーポンを配布していない場合や割引クーポン取得なしで予約できる場合があります。
その場合は、対象プラン名に「全国旅行支援(全国旅行割)」と記載のあるプランを選択して予約します。
全国旅行支援を予約できるオンライン予約サイト
楽天トラベル | じゃらん | じゃらんパック |
一休.com | Yahoo!トラベル | るるぶトラベル |
JTB | ゆこゆこ | HIS |
Relux | 近畿日本ツーリスト | 日本旅行 |
JAL | ANA | びゅうトラベル |
東武トップツアーズ | ジェイトリップ | エアトリ |
Booking.com | agoda |
日帰り旅行はクラブツーリズムで販売中。
予約方法②:旅行会社の店頭等で予約する
お住まいの最寄りの旅行会社だけでなく、全国各地の旅行会社で全国旅行支援の旅行商品が多数取り扱われます。
自分でホテルや宿を探して予約するのが面倒な場合は、旅行会社の店頭等で予約するのが簡単です。
また、旅行会社ならではの日帰りプランや交通付き宿泊パッケージプランも出てくるでしょう。
対象旅行会社を確認したい場合は、各都道府県ごとに一覧早見表でまとめていますので、確認してみてください。
予約方法③:宿泊施設に直接予約する
宿泊施設に直接予約することもできます。
宿泊したいホテル・宿に電話するか、HPから予約すれば全国旅行支援の割引を使えます。
ただし、一部の宿泊施設では全国旅行支援を取り扱っていない事があるので、予約前に確認必須です。
また、一部都道府県では、STAYNAVIにて会員登録後にログインし、宿泊割引クーポンの発行手続きを行わなければいけません。
各都道府県ごとに要チェックです。
対象宿泊施設を確認したい場合は、各都道府県ごとに一覧早見表でまとめていますので、確認してみてください。
手順②:チェックイン時に必要書類を提示する
全国旅行支援はワクチン検査パッケージを適用します。
そのため、割引を受ける条件としてチェックイン時に下記書類の提示が必要です。
- 身分証明書
- ワクチン接種済証明または陰性証明
ワクチン3回接種の証明書、またはPCR検査・抗原定量検査(検体採取日+3日)・抗原定性検査(検体再採取日+1日)の陰性証明書が必要です。
旅行に出かける前に忘れていないかチェックしてくださいね。
PCR検査・抗原定量検査・抗原定性検査を無料で検査できる施設を確認したい場合は、各都道府県ごとに一覧早見表でまとめていますので、確認してみてください。
原則として、在住都道府県でのみ検査できます。
>> 無料検査場所一覧早見表
手順③:チェックイン時に地域クーポンを受け取り好きな店舗で使う
滞在県内で使える地域クーポン券が最大3,000円分もらえます。
地域クーポンが使えるお店は各地域によって様々ですが、飲食店やお土産店、観光施設などで使える予定です。
宿泊を伴う旅行の場合は1名1泊あたり、日帰り旅行の場合は1名1旅行あたりもらえ、連泊の場合は泊数に応じてもらえるクーポン額が加算されます。
地域クーポンが使える店舗・施設を確認したい場合は、各都道府県ごとに一覧早見表でまとめていますので、確認してみてください。
>> 全国旅行支援の地域クーポンが使える店舗・施設一覧早見表
全国旅行支援(全国旅行割)は何回でも使えるの?|原則、利用回数制限なし
各都道府県の全国旅行支援は、利用回数制限を設けておりません。
そのため、何回でも使えます。
しかし「1旅行あたりの連泊は7泊まで」としている都道府県が多いです。
連泊予約の際は各都道府県ごとに条件を確認してください。
ただし、裏ワザ的な使い方ですが、同一施設の連泊はNGでも施設を変えればOKなので、上手に調整すれば期間中であればずっと利用し続けられます。(交通付き宿泊商品以外)